東進赤池校・池下駅前校担当助手の藤本です。
受験生の皆さんは、もうそろそろ国公立大学の出願を済ませ、
二次試験の対策を始めている頃かと思います。
なので今回は二次試験対策をする際のアドバイスを少しお伝えしたいと思います。
・過去問を解くときは、まずは時間をちゃんと測る
過去問を解くときは試験時間をちゃんと測って、本番を意識して解くようにしましょう。
解答用紙のサイズについての情報があるなら、同じサイズの用紙を使って解くとさらに良いでしょう。
私も数学を解く際には、その大学の解答用紙と同じサイズの用紙を使っていました。
このような情報は赤本に載っていることが多いです。
・時間を測って解き終わった後に、時間を気にせずに納得のいく答案を作る
時間を測って過去問を解くという人は多いと思いますが、そのあとはどうしてますか?
すぐに答え合わせをする人が多いと思います。しかし、時間内に解けなかった問題を
時間を気にせずに解いてみると解けたということが意外とあります。
なので答え合わせをする前に、時間を測らずに納得がいくまで問題に向き合ってみましょう。
これを実践することで、解答・解説を読んだ時の理解のしやすさが変わると思います。
・とにかく復習を大切に!!
問題を解いて答え合わせをしたら復習をすると思います。
そこで、皆さんはどこまで復習をしますか?
「答えを見ずに間違えた問題を解けるようにするまで」などと答える人が多いと思います。
しかし、それではまだ十分ではないと私は思います。
「
間違えた問題の類題が解けるまで」
復習することが大切だと思います。
なぜなら同じ大学で同じ設定(数字を変えただけなど)の問題は出題される可能性がきわめて低く、
その類題は出題される可能性があるからです。
なので、類題も解けるようにしなければなりません。
志望校に合格するために、復習の「質」も大切にしていきましょう。
・完璧を求めすぎない
こう言われて多くの人が「どうして?」と思ったでしょう。
なぜかと言うと、二次試験で
満点を取るのはほぼ不可能だからです。
受験する大学やその時の問題の難易度によりますが、二次試験で6割取れればほぼほぼ合格できます。
私は二次試験の得点率が5割を下回っていましたがそれでも合格できました(笑)。
二次試験の問題は本当に難しくて、中には受験生のほとんどが解けない問題も出題されます。
なので、そのような問題が出題されれば諦めて点数が取れる問題から解くということも大切です。
そういう意味で完璧を求めすぎないようにしましょう。
しかし、点数がとれる問題については完璧を目指さなければなりません。
受験生が解ける問題を取りこぼさず、難問は深追いしすぎない人が志望校に合格できる人だと思います。
センター試験が終わり、ニ次試験までのこの時期は科目を絞って勉強できるため、
大幅に成績を伸ばすことが可能です。
いままでの模試の成績が振るわなかった人も、
あきらめずに勉強すれば合格の可能性は十分にあります。
体調には気を付けて頑張ってください。