こんにちは!
池下駅前校担任助手の藤樫です。
外界の情報の約80パーセントは目から得ている
という言葉を聞いたことがありますか?
書いてあるとおり、人間は耳から得られる情報量の4倍の量の情報を
目から得ているのです。
しかし!
耳からの情報を侮あなどることなかれ!
確かに情報量に関しては目からの方がたくさん得られます…
が
記憶に強く残りやすいのは実は耳からの記憶の方なのです!
これは生物の進化に関係があります。
現代では電気が発明され夜でも快適に生活ができますが
昔は夜になれば真っ暗でした。
真っ暗な状態ではどんなに視力がよくても見えませんよね?
そして明るい所でも前半分しか見えません。
このように視覚は意外と限定されているのです。
これに対して耳は暗くても音を感知できます。
また、後方からの音も聞き分けることができます。
昔はいつ外敵から襲われるか常に警戒しないといけない状況だったので
耳を頼りにしていました。
生きるためには耳が必要だったのです。
このように人間は本能的に耳からの情報をよく記憶に残します。
やっとここで本題に入りますが、
勉強に関しても同じで、耳を上手くつかうと暗記にも効果的なのです。
英単語や古文単語などを声に出して目と耳から暗記することでより強く頭に残すことが出来ます。
また、耳を刺激するという意味では音読も効果的です。
これらを一連の勉強の中で上手く使うには
例えば
数学をずっと解いていると頭もですけど目も疲れますよね?
そこで耳をつかった勉強に切り替えます。
主に耳をつかった勉強も目を使いますが、
目だけを使うよりかは目にかかる負担は減るはずです。
そしてまた目を使う勉強を再開する
というように目と耳を交互につかうとよいのではないでしょうか。
この考え方は学習方法の単なる一例ですし、
もちろん合う合わないもあると思います。
まだ自分なりの勉強法が確率できていない
という人は
選択肢の一つとして試しに行なってみてはいかがでしょうか?